ケチな私が女性育毛を始めてみた

基本的に何をやっても長続きしないのが、私の性分である。

眠っている時とごはんを食べている時が幸せで、それ以外の大体の時間は省エネモードで動いている。努力するのも嫌いだし、できれば楽して生きていたい。

年齢２８歳の独身女性。

仕事が忙しくて毎日五時起き。通勤は往復五時間、日中はほぼ動かない。

椅子に座って仕事するふりして、本を読んだりまとめブログ読んだりといった生活。

故に、禿げた。ある日突然、何の前触れなく。

お風呂に入っていたら、髪の毛がずるっと取れた。抜けたという感覚も無かった。

両掌に３０本ばかりの毛があった。黒々として、太さは申し分ない。健康そのもの。

そのままあれよあれよと抜けていって、現在五年目になる。立派なびまん性脱毛だ。

元々毛量は多い方だったのに、どうしてこうなったのか分からなかった。

デブだから？それもあると思うが、禿げてないデブもいるじゃない。

ストレス？睡眠不足？それとも何か別の病気？

不安になって、毎日インターネットで「女性＿脱毛」と検索した。そして分かったことが幾つかあった。

①　女性の脱毛は簡単に改善しない

原因を取り除かない限り、脱毛は止まらない。しかし原因不明がほとんど。

②　最近は若い女性の脱毛が増えてきた

食生活の乱れやホルモンバランスの異常など。20代、30代女性のハゲ増加が甚だしい。

③　育毛クリニックには莫大なお金がかかる

足下見やがって！何十万もする育毛剤なんか買えるか！

そもそもカウンセリングだの治療だの行ってる暇がない。

朝の七時から夜九時まで働いて、そこから二時間半かけて家に帰るのだ。

どうすれば良いのだろうと、スカスカになった頭を抱えた。そして出した結論が以下だ。

◎　育毛クリニックで使われている薬を並行輸入し、独力で治療する。

というわけで、これは私自身の育毛の記録であり、同じように「時間がない」「お金がない」「面倒くさい」「でも髪は生やしたい」と考える方に向けたレポートでもある。

どこかから広告収入を貰っているわけではないので、率直な意見を書く。

現在進行形の話題だし。何よりこのブログを始めたきっかけは「独力治療はそんなに甘くない」と身をもって知ったからである。

尚、現在飲んでいる薬は二種類。

パントガール

ノキシジル（５ｍｇ）

なお、飲んだ二時間後から、速攻で副作用に悩まされることとなる。